すずめの戸締りみてきたよ

健康

先日、すずめの戸締り見てきました

【※ネタバレ含むので閲覧注意】

『君の名は。』
『天気の子』
『すずめの戸締り』

有名な3作品の中で1番好きに
なりました🙆‍♀️

3.11を題材にしタブーをやぶる

今回は、3.11をテーマとした
センセーショナルな内容も含まれてましたが
沈黙を破って題材にするという新海監督の
勇気ある行動におどろきました

作品が出るたびにスピリチュアル感
どんどんと強くなるのがいいですね

さて、今回は天災の封印
鈴芽の幼少期の想いを回収する
物語でした

ジブリ作品を彷彿させるシーンがもりだくさん

作品を見てもしかしたら…
と思っていた方も松任谷由実さんの
「魔女の宅急便」の挿入歌である

「ルージュの伝言」が流れた瞬間に
確信した方も多いと思います

絶対に、ジブリを取り入れているなと…
他にも

『もののけ姫』
『ハウルの動く城』
『魔女の宅急便』
『千と千尋の神隠し』

を彷彿させる場面も多く
ジブリに敬意を払った匂いがでているのは
ジブリファンにもたまらないのでは☺️

ハウル推しの私は草太にキュンキュンでした

ただそこに存在するものと関わる

日本列島は龍だと表現される事も多いけれど
今回はミミズでしたね

「天気の子」は神様に対しての生贄的な
要素が強かったのですが今回は生贄では
無く討伐者のような役割でした

ミミズは基本的には「常世」にいますが
廃墟の扉「後ろ戸」から「現世」に出現すると
余震がおきます。この後ろ戸からミミズが
出ると電気のようなものを発生させながら倒れます

デイダラボッチのような『ミミズ🪱
天災をもたらすます【常夜とこよ】から
【現世うつしよ】にミミズが出現すると
余震が起きる

倒れると大地震が発生する

そこで『ハウル』っぽいイケメン草太が
地震を防ぐためにミミズが出てくる廃墟
の扉を祝詞で封印する「閉じ師」として
全国を回っている時に鈴芽に出会います

スズメは人間には見えないミミズを
視ることが出来たためにミミズを封印
している要石を抜いてしまします

要石は優しくしてくれた鈴芽が好きになり
要石としての役割を草太に与え放棄します

その役割として草太は椅子に変えられてしまいます
要石の封印が解けたために全国のうしろ戸から
出現するミミズを2人+多分1匹(ダイジン)で
旅をして全国を回るロードムービーです

あらすじはこの辺で…
感想やスピリチュアルな解釈をご紹介
していきますね

スピリチュアル要素を掘り下げる

常世-とこよ-とはいったい?

常世とはいったいどこでしょうか?
視るための瞑想が得意な人や
アカシックに入れる人には馴染み
深い光景だったかと思います

ハウルの動く城のハウルが魔女に
心臓をあげた場所も似たようなところ
でした

常世とは時間軸は関係なく存在し
視る人によって違う風景がある場所

でも、繋がっている

鈴芽は3.11の震災孤児で一度、常世に
迷い込んでいます

その時の風景のままなので

燃え盛る街並み
ビルの上に乗った船

と津波の去った後の街並みでした

常世でのミミズは「自分の意思も無く
あるがままに動く」そうですが

私は行き場の無くなった感情の墓場
みたいなものかもしれないと思いまいした

常世は時間軸や空間軸が混在
していることから過去は変えられる
というメッセージも込められているのかも
しれません

過去はかえられるというと
「はっ?」となるかもしれませんが
過去のエネルギーを変えることによって
現代に影響している周波数を変えると
いうことですね…。

ミミズを封印する要石とは?

さて、そして重要な存在がもう御一方
それは「要石-かなめいし-」のダイジン
です

鈴芽が抜いた要石が擬態した猫ですが
草太に要石の役割を移し全国を逃げ回ります

なぜ、スズメがダイジンが要石を封印されて
いる場所に向かい、封印をといたのかは

カタカムナ等の古文献を研究されている方
のお孫さんから伺った内容に通じる部分があり
興味深かったのでシェアしますね

Si-ケイ素-は音が大好きで
スズメを呼ぶ音をだしている

石の構成成分はシリカなので
要石は寂しいくて鈴芽を呼ぶ音を
だしていた
のかもしれません

ダイジンは鈴芽との関係性によって
姿が変わることも特徴で、

鈴芽に責められている時は小さく
なっていました

神様はエネルギー体なので
姿かたちがコロコロと変わります
(実は私たちもかわってますよ)

天気の子や君の名はでは
神様のはっきりとした形態はや
コミュニケーションをする場面は出なかった
のでやはり今回はスピリチュアル色が
なかり強い作品でないのかな?と

物語中盤でわかるが
この要石、実は2つ対になっており
東京の「サダイジン」
九州の「ウダイジン」

・右と左
・男女
・常世と現世
・理想と現実
・本音と建て前

といった「対-つい-」になっている
要素も多かったですね

陰極めて陽となる

陰陽五行説の言葉で有名ですが
ミミズが陰を極めて放出されると
陽となるという伝説もモチーフになって
います。

全国にこういった要石のようなものや
伝説もあったり…
妖怪や百鬼夜行を鎮静・封印させるのに
使われていたのは「石」が多いのも面白い
ですね

石には「意思」があるので当たり前といえば
当たり前なのですが…

昔、神社にまつられている
「お祈りするとご利益がある巨石」
触ってとんでもないめに合ってからは
むやみやたらに石を触ったりすること
は辞めたので皆さんもやめた方が絶対に
いいです

また、要石は人間らしさもあることから
昔、ミミズを封印するために当時の
「閉じ師」が生贄になって要石になったので
は???と思う部分もあり

草太と鈴芽は次の生贄候補だったのかも
しれませんね…

サダイジンとウダイジンが出会ったとき
2匹ともともて嬉しそうだったので
もしかしたら恋人同士だったかもしれませんね

ミミズの正体とは

物語は「ミミズ」を討伐するのではなく
封印することである

本来なら「ミミズ」を討伐する方法を考える
と思うのですが「封印」することを目的と
していました

「ミミズ」というのは
「湧き出てくる人の感情・想い」の集合体
「念」であると考えられます

「ミミズには感情はなくそこにあるもの」

常世はそういった感情の掃きだめになっている
ので私たちの思考やメンタルによって
常世も変わっていくのでゃないでしょうか?

常世が変われば現世も変わるので
今後、ミミズが暴れだす未来を変えて
いこうというメッセージ性も受け取れました

日本列島は龍だと表現される事も

あるので、ミミズが龍にかわるかもしれませんね

東京地下からミミズがでてくる形は
昔みせていただいた植物のエーテル体を
撮影した形にとても似ていました

最後の両端をそれぞれが封印する場面は美しさも感じた

宇宙の深淵のような風景に周波数で変わっていく風景

なんと言っても『十明』の歌声が最高でした。あの歌声は天と繋がりますね🥺

考察が長くなるのでキーワードを
本当はもっと考察したい項目があるのですが
ここは追々…

・男女
・白黒のネコ
・日本津々浦々
・思い出の品
・幼少期の自分に会う
・常夜の風景
・忘れられた扉
・祝詞(のりと)
・東京の地下
・百鬼夜行
・岩
・ミミズ
・綺麗な部分と闇の部分を曝け出す
・猫又
・鎮魂
・インチャ
・天鈿女命アメノウズメノミコト
・岩戸隠し

最後まで分からなかったのは

『ミミズの正体』
『鈴芽の恋の行方』
『ダイジン』

祝詞も最高でしたね🙆‍♀️

_______

かけまくしもかしこき日不見(ひみず)の神よ。遠つ(とおつ)御祖(みおや)の産土(うぶすな)よ。久しく拝領つかまつったこの山河(やまかわ)、かしこみかしこみ、謹んで・・・・・

お返し申す!

____________

死が常に隣にあると分かっています。それでも私たちは願ってしまう。いま一年、いま一日、いまもう一時だけでも、わたしたちは永らえたい!

____________

最後、草太に再び会えた時に鈴芽と交わした『ただいま』『おかえり』は鈴芽がお母さんと交わしたくても交わせなかった言葉かと思うと胸が苦しくなりました😭

祝詞の意味とかの考察はまたお会いしたときにでも話しましょう🙆‍♀️

何回も見たいと思える映画でした😊

主人と映画デートの後にうなぎを食べたのですが『ミミズ・・・』とちょっと思ったのは秘密です🤫

著:新海 誠
¥748 (2023/01/26 15:23時点 | Amazon調べ)

コメント

タイトルとURLをコピーしました